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Ocean Hobby Life Newsletter 2024年8月20日Vol.47


発行元 株式会社海洋平和

神奈川県川崎市宮前区宮崎3-12-6宮崎台レジデンス402

☎TEL:044-872-7587 FAX:044-872-8616 kaiyouheiwa.soumu@gmail.com


南米摂理・海洋摂理 再始動本格化

真の父母様の生活に倣い、理想的社会

理想的国家のモデルを立てる

👆ジャルジン宣言第一を宣布された真の御父母様 1995年4月3日


目次


Ⅰ 創始者のみ言葉 

新しい地上・天上天国を連結して着地させる出発基地

Ⅱ 特別記事 

6月28日 宋龍天本部長 南米巡回 アクアムンド工場視察

7月7日 韓鶴子総裁 南米ご到着 ジャルジン特別集会

Ⅲ パラグアイの動静

アクアムンド社の動静 進む現地用小型ボートの建造

修理事業・レストラン・養殖事業起業の支援と「ニューホープ・ミニ農場」構想

海洋摂理・南米摂理のビジョンの伝播

Ⅳ 日本の動静  

6月29日 第19回㈱海洋平和株主総会

雑誌海洋真時代㈱第9回株主総会開かる

7月5日~9日 麗水巨文島ピースキングカップ釣りツアー

7月17日 新型289GoodGoボート"Good Go 愛媛"進水式

全国フィッシングダービー 12月31日迄 開催中

      Ⅰ創始者のみ言葉


人類が戦争と飢饉と犯罪をなくし、

平和に生きていける手本をここで見せるであろう


真の父母様は早くから、「人間のために創造された自然万物を愛さなければ、人間を愛しているとは言えず、神様の実子として造られた人間を愛さなければ、神様を愛しているとは言えない」と教えてこられた。神様を愛する人が、その神様によって子女として造られた人間を愛するのは、当然のことである。さらには、神様が人類のために造ってくださった自然を愛することなく、どうして人類と神様を愛していると言えるだろうか。理想的な社会や国は、すべての人が国境と皮膚の色を超越し、互いに協力して調和を形成し、幸福に生きていく社会である。この社会は、人々が唯一なる神様の息子、娘であることを自覚し、真の父母を中心として皆が兄弟となった大家族社会である。そこは、血統と所有権と心情を復帰した祝福家庭が、真の父母の言語、真の父母の文化のもと、自由と平和と統一の世界を実現する所である。


この世界は、腐敗や不正、そして、戦争や罪悪と無関係であり、人類は、地球環境に対する公害の要因を取り除き、万物に対しては真の主人として愛し、保護しながら暮らすようになっている。その世界において、生活のための活動と作業は、他のために生き、愛する心情に基づいた喜びの奉仕であり、実践である。…「ために生きる」真の愛の理念でなければ不可能である。


真の父母様は、地上だけでなく、霊界における壮絶な霊的闘いにまで勝利してこられながら、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の実体になられたのであり、その勝利基盤を、今や私たちに相続させてくださるのである。私たちは、実践によって、真の父母様の生活に倣って、そのごとく生きてこそ、理想的な国のモデルをつくることができるのである


新しい希望農場は、正にその実践のための訓練場である。投入し、また投入しながら、地と水と自然を愛し、万国の人々が一カ所に交わって兄弟となり、神の国を創建する実践道場である。人類が戦争と飢饉と犯罪をなくし、平和に生きていける手本をここで見せるであろう。世界百六十カ国の宣教国から人的・物的支援を行い、祈りによって声援を送るであろう。


エデンの復帰です。エデンに帰ってきたというのです。…神様に似ることができるように、与えなければなりません。受けたので、完全に、絶対的に与えなければなりません。絶対的に犠牲になり、与えることができてこそ、この運動が広がるのです


祝福を受けた家庭が、縦的には上がってきましたが、横的基準に立つことができていないので、今からは横的基準で神様と共に生きていける家庭を、築かなければなりません。そのために、世界平和のための理想家庭教育センターを造り、今まで祝福を受けた家庭を新たに教育するのです。


神様ご自身が、完全に服従したのです。この理想的実体に対して、完全に投入しました。投入して忘れ、永遠に投入して忘れてしまったのです。完全服従の概念の上に立っていた主体者が、神様だったというのです。…皆さん自身が絶対に信じなさいということではなく、そのような主体に、皆さん自身が、絶対信仰の実体、絶対愛の実体、絶対服従の実体にならなければなりません。そうしてこそ、神様の対象になるのです」(真の父母経 第10篇第3章 2節)


韓鶴子総裁のみ言葉


食糧問題と環境問題は、私たち夫婦が長い間、人類の救いと平和世界(実現)のために追求してきた課題でした。単純な理論的探求と運動を超えて、半世紀以上にわたり南米で理想世界を立てるために真心を注ぎました。

かつて文総裁と私は深刻な気持ちで、韓国と反対側の位置にあ南米パラグアイとブラジル・パンタナールで直接田舎の農家と漁師になり、人類の未来の食糧問題を解決するために熱い炎天下で食事もとらず仕事をしました。」(平和の母 第1章)


「性的不道徳、貪欲、飢餓、貧困の蔓延、科学の誤った応用などの問題から生じた現在の人類の危機と環境汚染は、もはや見て見ぬふりをできない段階に達しています。

そのような危機を克服する手段として、私たちはニューホープファームという名前で、理想的な社会と理想的な国家のモデルを創造するために広大な土地を耕作しています。この土地は、ブラジルとアルゼンチンの一部を含む南米に位置し、合計100万エーカー以上あります。」「そして、私たちはこの理想的な社会のモデルを世界に広げるとができます。この運動は、中心的立場に立つYFWPメンバーが推進する必要がある最も重要な事業であると私は考えています。それはまた、神の希望であり、創始者の夢であり、YFWPが目指す実質的な理想的な社会でもあります。世界平和青年連合の韓国総会 1995年8月20日)


Ⅱ 特別記事

宋龍天本部長、韓鶴子総裁の命を受けて

アルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイ・ブラジルを巡回

👆パラグアイ空港に到着された宋龍天本部長一行


6月28日 宋龍天本部長 アクアムンド工場視察

”海洋摂理、造船所アクアムンドの訪問を通じて、真の御父母様の摂理がどのように維持され保存されているかを確認しました”(HJニュース報道)

👆HJグローバルニュース掲載

第一仮工場前で、宋先生ご一行とパラグアイ協会リーダー・アクアムンド社の皆さん

👆HJグローバルニュース掲載 小型ボート建造の様子を視察


👆 第2宿舎にて、「南米摂理・海洋摂理」のプレゼンを1時間半にわたってご聴講


宋先生一行 開店ま近のYamasanレストランで

なごやかな昼食


同日、宋先生ご一行は、工場視察後、アスンシオン市内のYamasanレストランで昼食をとられました。7月半ばに開店を控えた準備中のYamasanレストランでしたが、急遽、歓迎するために店内を整え、新たなメニューも加えて、ご一行を迎えました。食事の席で証した山坂姉妹の証は、深く皆様の心を感動させました。ー「パラグアイのボート工場でボート造りに参加して聖和した亡き父の遺志を受け継ぎ、それを果たそうとパラグアイへ参りました。レストラン事業を通して海洋摂理を支えるために歩んでいます

👆HJグローバルニュース 天正宮入宮戴冠式18周年記念講話の中でもYamasanレストランについて証



韓鶴子総裁を南米特別集会にお迎えして

ジャルジン 2024年7月7日~7月9日


「本来、真の父母が計画した南米の摂理を中心に、

これ以上、時間を引き延ばすことのできない立場で、

困難な中、ジャルジンへ来ました」


👆フライト事情を突破されて、遂にジャルジンに到着された韓鶴子総裁!

7日の早朝2時頃、数百人のPure Waterたちの大歓迎を受けられる


韓鶴子総裁の南米巡回は、本来、7月4日~7月8日の予定。しかしラスベガス空港でフライトの問題があり、ラスベガスで3日~4日間、足止めされました。真のお母様は、その間、毎日空港へ行かれ3時間ほど待機されるなどして精誠を尽くされたそうです。南米で待つメンバーたちは、たとえ今回、お母様をお迎えできなくても結集するという決意で待機。7日には予定通り南米全土より結集いたしました。そのような中、真のお母様は不屈の決意で困難を突破され、遂に南米ジャルジンに23年ぶりに到着されたのです。ご到着は7日を迎えた早朝の2時頃。真夜中でしたが数百名のメンバーたちから熱烈な出迎えを受けられ「ジャルジンへ来れて嬉しい」と繰り返し語られながら公館へ入られました。


同日7日午後3時より、真のお母様をお迎えして特別集会が開かれました。各地より結集したPure Water達から歓呼の声を受けながら、お母様は美しく健康なお姿で登壇されました

着座されるやいなや、真のお母様は次のように語り始められました。「今日は真に喜ばしい日です。今日の明け方、皆さんは誰に会いましたか?」と聞かれ、会場が一斉に「真のお母様に会いました!」と応じると、すかさず、違います。真のお母様は一人で来られたのではありません。天の父母様と真のお父様が共に来られたのです」と微笑みながら答えられました。続いてみ言葉を語られ、「創造主天の父母様の愛は、地上で完成した真の子女たちと共に地上天国の生活を夢見て来られました。ところが、人類始祖アダムとエバは完成をみることができないまま堕落することにより、今日の人類歴史は、一日たりとも平和な日の無い、戦争と葛藤で綴られてくるしかありませんでした


私が再びブラジルを訪れた理由は、天の父母様が治めることのできる環境圏を広げるために、本来、真の父母が計画した南米の摂理を中心に、これ以上、時間を引き延ばすことのできない立場で困難な中、ジャルジンへ来ました」「今日、1500名のPure Waterを目の当たりにしました!澄んだ水は停止した状態ではいけません。流れ続けてこそ、Pure Waterであるのです。皆さんは、イエス様の真実、真の父母の真実を80億人類に知らせる責任があるのです」と語られ、満場の拍手を受けられました。その後、真のお母様は、南米のPure Waterたちによって準備された数々のパフォーマンスをご覧になりながら、ことのほか喜ばれ、幾度か涙を押さえられるお姿がみられました。



その詳しい様子は、HJグローバルニュース (2024年 7月 13日https://www.youtube.com/watch?v=xOBgpYna-DE でご覧ください。ニュースの最後に、レダ基地の報告と共にアクアムンド社が報告されています。ボート工場が紹介されると共に「海洋摂理、造船所アクアムンドの訪問とレダ訪問を通じて、真の御父母様の摂理がどのように維持され保存されているかを確認しました」というナレーションが挿入されています。


👆南米全土から結集した1500名のPure Waterたち


WMG・アクアムンド社より10名が代表として参加


【お母様のジャルジンご訪問報告】


「この7日は、アクアムンド社のメンバー10名が参加しました。翌日8日の朝7時30分に、レダとアクアムンドの代表者たちは、お母様と朝食を共にする席に招待されました。席は限られていたので、7名のレダからの代表者、3名のアクアムンドの代表者が参席しました。金東祐大陸会長が私たちを紹介してくださいましたが、南米摂理や海洋摂理に関して、特別なコメントや指示はありませんでした。そのような中で、宋龍天世界宣教本部長が「パラグアイで聖和した父親の遺志を継いで、二人の姉妹たちがアスンシオンでレストランを始めています」と、山坂姉妹のことを真のお母様へご報告すると、(お母様はレダの3世代家庭定着にも心に留められながら)「そのような孝行な子供たちがいるのね。そのような美しい話を聞きたい」と言われました。


その後、真のお母様は、「国家メシアたちがいるからここで話すけど」と話し始められ、真の御家庭についての苦しいご心情の世界を吐露されました。お母様がどれだけご苦労の道を歩んでこられたのか、ということを知らされたように思います

真のお母様が退席された後、WonmoMarineGroupの歩みの報告書を、鄭元周副院長を通じて無事にお渡しすることができました。


朝食後、お母様はボニートのレストランに出かけてられ、多くの食口たちと一緒に昼食を共にしてくださいました。アクアムンドもその昼食の席へ参加することが許されました。パウロさんは何か月も前からお母様に釣りをしていただくために、ボートや釣り具を用意していました。私も、お母様が釣りをされる時、緊急にトイレを使うことができるように、トイレ用のテントをアスンシオンで購入して用意していました。しかし、残念ながらお母様には釣りに出かける時間がなく、気候も寒くなり雨が降ったので釣りはキャンセルになりました。金南米大陸会長が昼食の間にパウロさんを紹介し、お母様と直接会うことができました。


真のお母様は、翌9日の朝7時30分ほどにジャルジン修練所から、メンバーたちと別れを惜しまれながら出発され、ボニートの空港で南米を後にされました。短い時間でしたが、多くを学ぶことのできる時間となりました。特に、真の御家庭の測り知れない犠牲とご心情に触れる機会となり、私たちが摂理で実績を上げ、真のご家庭の苦しみを解放してさしあげるだけの基盤を早く造らないといけないと思いました(佐藤ジョンさんの記録より)


*************


み言葉【み旨と海】第3章より 1982年 8月28日 プロビンス・タウン


先生は今アベルの位置に立っています。…先生は自分の家族のことを考えることはできませんでした。アベルは自分の家族のことを考えることはできません。彼はカインとカインの家庭、そして全世界のカインの所へ行かなければなりません。そしてその後で、自分の家族の所へ行くことができます。先生は全生涯をそのように過ごしてきました。


 先生の心情を考えてみなさい。苦しみで満ちています。最もひどい迫害は、心情に最も近い所からやって来ます。先生の家族は自分のことを気にかけてほしいと思っていますが、先生は彼らのことを最初に考えたことは一度もありませんでした。そのために彼らはものすごく苦しみました。これが先生の路程です。時には子供たちの叫び声を聞かなければならないことすらありました。しかし、彼らが必要とする時間を先生は取ることができませんでした。先生の時間は他の人たちのためにあります」


 「親はそういう厳しい状態の中にあります。カインとアベルが一つにならなければなりません。それが皆さんの親を救う唯一の方法です。分かりますか。皆さんは教会の中で互いに争い合う時、そのことを考えますか。多くのことが皆さん次第で決まってきます。…まず一つにならなければなりません。そうすれば神様は親の愛を皆さんに送ることができます。神様の摂理を中心にして他の人たちを連れてこなければなりません。そうすれば皆さんは親の愛を味わうことができます」


 「親は自分だけで親になることはできません。子供の位置を成就してもらわなければなりません。我々はカインとアベルの間の分裂を、個人レベルから民族レベル、国家レベルそして世界的レベルに至るまで解決しなければなりません」


WonmoMarineGroupアクアムンド社も7月8日の朝食の席に招待される

👆中央 レダ基地の先生方と共に、「み旨の応援歌」を合唱

👆左端 WonmoMarineGroup・アクアムンド社の歩みの報告書をお渡しする

👆真のお母様の到着を待つ期間の中で、リーダーたちが一日の釣りに参加👆真のお母様用ボート

👇パウロさんファミリー・レダの皆さん・アクアムンド社員たちが一緒に

👆アスンシオンよりバスでジャルジンへ元気で到着した直後のアクアムンド社員たち



7月9日 別れを惜しむ歓呼の声に送られてご出立


Ⅲ パラグアイの動静


アクアムンド社 最近の動静 

進む現地用小型ボートの建造

今年1月に、新型TE289GoodGoボートを、工場から日本へ向けて送り出しました。その後、これまで取り組めなかった現地用小型ボートの開発と製造を行っていますより多くの方々が海や川に慣れ親しむことができるように、現地の方々が購入できる価格帯のボートを作ろうというのが主な目的です。このボートは、アクアムンド社オリジナルのデザインによるもの。製造担当者自身がデザインし製造し、そのボートをアクアムンド社員が自ら運転する経験を積み重ねることによって、より優秀なボートを開発し、市場に送り出すことをめざしています。不沈構造になっています。



製造中の船の全長は3.7m、幅1.2mで2人乗り。トレイラーだけでなく、ピックアップトラックやSUV車の屋根に乗せることができ、好みの水域へポータブル可能なボートです。


エンジン販売・修理事業他全般-多忙


スズキエンジンの販売・エンジンリペアの他に、ボートリペア全般を手掛けています。クッションのリニューアル・LEDライト取り付け・ボート塗装・ファイバーグラスやジェルコート修復・床材交換・トローリングモーター取り付け・トレーラーライト交換・ボートアクセサリー取り付けなど、多くの分野でお客様に喜んでいただいています。広報も積極的に行っており、事業分野として着実に成長しています



(YouTubeショート動画作成・インスタFB YouTube投稿による広報)


Yamasanレストラン遂に開店


7月18日、遂に!Yamasanレストランが開店の運びとなりました。日本や米国の海洋摂理を愛する方々のご支援を心より感謝申し上げます。お陰様で最小限ですが、出発のための設備を整えることができました。場所も女子寮の近くに、条件に見合う店舗が見つかりました。ここを拠点として、考えられる全ての方法、デリバリーやフェア参加を行いながら販売戦線を拡大しています。海洋趣味産業摂理を引っ張ることのできる柱となっていこう、千軒のチェーン店を拡大しようと、大きな夢、志を立てて奮闘しています



青年や学生たちのために、コーヒーやケーキなどもサーブします。二階や店の外側にもテーブルを出すことができ、お客さんの数をこなすことができます


み言葉【文鮮明先生御言選集 19840702 - なぜ我々は海の訓練をするのか】より


「いかなる訓練コースにおいても、訓練が厳しければ厳しいほど、より多くを学ぶことができます。…レストランにおいて、皆さんは毎日多くの人たちに奉仕することができます。そしてこのようにして、それぞれの地域社会において一味違ったことをなすことができます。そのことを考えてみなさい。このように非常に意味のある、そして現実的な方法を通してアメリカの精神や魂を向上させることができます。アメリカの人たちは、我々と友情を築くことができるようになります。そして彼らは現実的な方法で我々を知ることができるようになります。いかにして、我々はこの国のために奉仕することができるか。現実的な方法を通して、いかにすればそれをなすことができるか。我々は本当にこの国を救うために、我々がなすあらゆるものを通して基盤を作りつつあります。我々は現実的な奉仕を通して、人々に手を差し伸べることができるのです。私たちは機械や船、車、魚や寿司などを売っているかもしれません。しかし真に重要なことは、我々が人々に奉仕し、そして彼らとの間に良い関係を築くということです。我々は我々の基盤を築いているのです。そしてそれはまだ些細なものであるかもしれませんが、いつの日か、それは国中に広まり、良い影響を与えるようになるでしょう。 これは皆さんの国です。皆さんはこの国の良い将来を見たいと思いませんか。皆さんは、皆さんの時とお金と努力をささげることができなければなりません。今は、人々は我々を誤解していますが、やがて彼らは我々の仕事の背後にある本当の動機が分かるようになるでしょう」

👆プレゼン「アクアムンド社の摂理観」より


養殖事業の起業支援と「ニューホープ・ミニ農場構想


去る5月末、アスンシオンより東に車で3時間のオレアリー市へ、シクストさんというメンバーが運営する養殖池視察に出かけました。シクストさんは祝福家庭で、協会以前はインディヘナ(パラグアイでの原住民の呼称)地域で既成教会を建てその教会の牧師をされていたそうです。その後、自力でご自分の土地の水源を利用して養殖池を造り、それだけでなく、近隣のインディヘナ地域にも養殖池をつくってあげています。ちなみに故佐藤社長は、工場用地に、2か所余りの養殖池を掘り、テラピアの養殖実験も同時に進めていた経緯があります。将来、アクアムンド社でも海洋趣味産業モデル基地の一環として養殖事業を興すことを見通しての視察となりました


👆中央写真の左の方がシクストさん


シクストさんの養殖池には約8000尾の魚たちが共生。2つの池にパクー3000尾、テラピア3000尾、マンディー500尾、スルビ15尾、その他が共生しているというので驚きです。餌を投げると、ピチピチと勢いよく水面に顔を表し、元気に跳ねて餌を捉えていました。因みにスルビーは、魚を食べる蛇を退治するために共生させているそうです。養殖池の深さは1.5m。水の流れを取り込んで、第2の池に流れ込むように、自然体で循環調整しています。


次に近隣のインデイヘナの養殖池の視察にいきました。養殖池は小規模ながら、自然の地形を利用して作っています。周囲にユーカリの植林をして、高地から池に土砂や異物が流れ込まないように工夫をこらしています。魚が大きくなる夏の時期に食糧源になっているそうです。シクストさんの教会へ行くと、居合わせた村人たちや子供たちが聖歌で歓迎してくれました。心ばかりのお土産を配って交流のひと時。殆どの家庭は祝福を受けているそうです。


👆上段の写真中央の左端が村長さん 上段の写真左端 子供たちへささやかなお土産を配る


事業を成功させるためには、養殖魚を販売する市場が課題となります。シクストさんはアクアムンド社の近くに土地を所有しており、今後はその土地に養殖池を掘る計画だそうです。現在、アクアムンド社のトラクターを借りて養殖池を掘り始めています。


「ニューホープ・ミニ農場」構想へ向かって土地利用



昨年、用地の管理を担当して下さっていた老齢のフェルナンドさんが他界され、これまで後任の方を探していましたが、一件落着の模様です。フェルナンドさんが住んでいた北側奥の用地にある古い家屋のリノベーションが決まりここにシクストさんの息子さん夫婦(祝福家庭)が住み、用地の管理や開発事業にあたる予定。人類の食糧問題解決のノウハウを開発・実践・教育する場所としての「ニューホープ・ ミニ農場」構想も検討中です。


「海洋摂理・南米摂理・環境創造」ビジョンの伝播

創始者文鮮明先生の軌跡と方案を相続。実体基盤造成へ向かって起動


👆パラグアイ協会の若いリーダーたちや南米訪問するPure Waterたちへ、海洋摂理と南米摂理、

人類の食糧問題解決のビジョン、投入の軌跡、今後の方策を共に学ぶ


技術パイオニア・ボランティアの申し込み募集中!


🌈環太平洋時代にイギリスの使命を担うべき海洋国家日本の使命と生命線は「世界のために貢献すること」。若者たちは未来の日本と世界と次代を創造する方々。広大な海を基盤とする海洋精神を体恤した「平和を愛する世界人」ーグローバルリーダーを育てることは、私たちの根幹的な事業です。地上に最終的な真の平和と幸福が満ち溢れる時まで、世界平和のために生きる人材を育て、勇気をもってパラグアイへ送り出しましょう。

【参加目的の種類】1.日本販社に導入されたボートを管理  2. 日本販社で修理・メンテ事業を行う 3.世界で海洋趣味産業基地造成をめざす  4. 建設・設備を専門として貢献 5.趣味産業12の柱を確立していくための各種貢献・移住


👆🌈7月、ベボ・慶香(旧姓 井上)さん、コノスール・デ・ラス・アメリカス大学で造船技術科を見事に卒業!! 仕事と学業を両立しました。今後はさらに上をめざします。



Ⅳ 日本の動静

6月29日 第19回株主総会 開催

第19回㈱海洋平和株主総会・第9回雑誌海洋眞時代㈱株主総会

創始者文鮮明先生御夫妻の海洋を通じた恒久世界平和実現へ向かって

旗を高く掲げながら平和と幸福への航路を切り開く代表者たちが一堂に結集


2024年6月29日、東京新宿の新宿区立産業会館にて、㈱海洋平和の第19回定期株主総会が開催されました。全国から70余名の株主の方々が参加され、第1部は株主総会、第2部は海洋講演会、第3部は海洋交流会が、午前10時より夕方5時まで行われました。開催に先立ち、創始者のメッセージが読み上げられた後、議長の小川滋夫社長より、「株主総会は、1年を振り返り、良くできたことも、またうまくできなかったことも、すべてお互いの株主が共有し、総清算する大切な時間であると同時に、新しく出発する決意の場」との内容が話されました。議事内容通り、事業報告、決算報告、事業計画、予算案、役員改正、特別決議が進められ、株主一人一人がお互いに確認することができる時間を持つことができました。

 

議事の中では、パラグアイにおけるボート製造のパイオニアメンバーの育成、投資支援活動を継続的に行っていく事や、日本においては、各販社の基盤造成のために人材育成、事業活動を積極的に遂行していく事が決まりました

 

また引き続き、雑誌海洋眞時代株式会社の株主総会が行われ、海洋趣味産業時代の到来を知らせるために、講演会の開催や、「雑誌海洋眞時代」「オーシャン趣味ライフ」等の発刊物を通じて、広報宣伝の重要な役割を果たしていくことを再度確認しました。

 

午後より、第2部海洋講演会「日本よ、海に舵を切れ!!」が開催されまし(後述)

 

第3部の海洋交流会では、全国の販社長が、一人一人登壇し、各販社の事業活動が報告されました。その中で、静岡販社においては、現在、ボートの活用に重きを置き、遊漁船の免許を取得したり、他の遊漁船とも交流を持ちながら、事業が拡大しつつあることや、地域の方々から認知されるようになり、小中学生を持つ親御さんたちがボートによる海の体験をするようになってきたことが報告されました。また、関西販社においては、ボートの修理事業や中古ボートの販売まで手掛けるようになり、試行錯誤しながら奮闘していることが報告されました。今の各販社の現状を、お互いの株主が、同じ目線で知り得る有意義な時間となり、共に全国の株主がこのように頑張っているんだという共同意識を持つことができました。最後は、ご当地グルメ抽選会と題して、多くの株主がご各地のグルメをあて、株主総会は盛会な中で終えることができました。(小川滋夫社長記録)

(この総会当日、パラグアイでは宋先生一行がアクアムンド工場を視察)


👇各販社の報告場面(写真: 順不同)