なぜ続けるべきなのか
- johnsato
- Oct 15
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Updated: Oct 16
海洋摂理は、多くの困難と失敗を伴うものです。その中で、多くの人々が疲れてしまいました。私もそうなのかもしれません。分裂や問題が相次ぐ中で、「今は海洋摂理を行うときではない」と言う人もいます。
ある知り合いの二世から、「早く諦めたほうが、多くの人を巻き込み迷惑をかけ続けるより良いのではないですか」と言われたこともありました。
確かに、多くの人たちが犠牲になり、レダ・ジャルジン・麗水などの海洋摂理のプロジェクトに投入してきました。オキアミ業、IOE、パンダ自動車など、真のお父様の指示のもと、食口たちが着手しながら続かなかったプロジェクトが数多くあります。
しかし、海洋摂理のビジョン――世界の貧困・飢餓にあえぐ多くの人々を救うという壮大な夢は、たとえ成功の可能性が小さくても、決して諦めたくないものです。真のお父様もこう言われました:
「皆さんが、先生がオーシャン・チャーチを始めた時からの御言葉を読めばそのメッセージがいかに重要で、いかに真剣なものであるかが分かるでしょう。しかし先生がそのような説明を与えた後でさえも、多くのメンバーがこのオーシャン・チャーチの活動から離れていきました。それは恥ずかしいことですが、先生はあきらめることはできません。」 (み旨と海 12章 1986年7月3日)
毎年、約900万人の人々が飢餓により命を落としています。
いかに海洋摂理が難しく感じても、少しでもチャンスがあるならば、継続したいと思うのです。それが私たちが、お父様の海洋精神から学んだことではないでしょうか。成功したら、どんなに素晴らしい夢がかなうでしょうか。毎年900万人の人たちを救えるのです。
だから、どんなに逆境でも、継続するべきです。海洋摂理を語り続け、理想を議論し続け、実践して行かなくてはなません。批判を受けても、失敗を重ねても、世代を超えても、私たちは決して諦めてはならないと思います。
寿命も投げうったお父様
真のお父様はご自分の身を犠牲にしてでも、海洋摂理を続けようとされました。1996年にはこのように語られました:
「世界で一年に約二千万人が飢えて死ぬのですが、その人々をどのように救うのでしょうか。お父様は、釣りが好きなので釣りをして回っているのではありません。釣り針を眺めながら、大洋を越え、その二千万人のことを考えるのです。
真の父母の血と肉を投入してでも、助けてあげられる道を開かなければならないというのです。それを誰も考えていません。それを忘れないようにするための作戦です。ですから、たくさんの魚を獲って、海を通して流通させるのです。海でなければ、この人々を生かすことはできません。(真の父母経第10篇 第2章 278-319 1996年6月23日)
実際に、お父様はその身を犠牲にされたのです。お母様の英語版の自叙伝には、お父様の地上で最後の数年間、ご健康を害してでも海に釣りに行かれた理由を証されています。
「私の夫、文鮮明師は、しばしばファーザー・ムーンとして知られていますが、彼もまた同じでした。彼は強い体格に恵まれて生まれましたが、もしもっと健康に気を遣っていれば、より良い世界のために働く時間をもっと持つことができたでしょう。しかし、彼もまた、揺るぎない献身をもって神様の意志に従い、それが彼の健康を損ね、最終的には取り返しのつかないところまで至りました。2012年に聖和される4、5年前まで、彼は絶え間なく動き続け、毎日を千年のように生きていました。彼の仕事は、肉体的にも精神的にも大変なものでした。例えば、彼はしばしば荒れた海で小さな漁船の中で徹夜して過ごしました。彼は他者のためにこれを行い、海洋教会のメンバーや同行したリーダーたちに模範を示しました。彼は彼らが忍耐力と苦難を乗り越える精神を養うのを助けたかったのです。」(英語版「平和の母」第一章)
私たちは、真の父母様を代表する多くの人たちの犠牲と願いの上に立ち、現在歩んでいるのです。その投入に報いるためにも、歩み続けなくてはならないのです。
今やるべき事
「海洋摂理は重要だが、今やるべきことではない」「海洋摂理は主流摂理ではない」と幾度か教会関係者に言われたことがあります。実は最初からお父様にこのような事を私たちは言ってきたのです。お父様の自叙伝には、1963年に初めて船を建造された時の記述があります。
「人間が水から命を得たように、水の中の試練を経てこそ陸地で完全に生き残ることができる、という願いを込めて、私たちは海に船を送り出しました。私たちが建造した『天勝号』は、とても良い船でした。西海(ソヘ)を素早く縫うように進み、たくさんの魚を捕まえてくれました。
しかし、そんな時でも、信徒たちの反応はぱっとしませんでした。陸の上でもやることが多いのに、あえて海にまで出て魚を釣る事業をするのはどうしてかというのです。私はすぐに海洋時代がやってくると直感していました。海に浮かべた『天勝号』は小さな一歩だとしても、海洋時代を開くことになる貴重な一歩でした。」(「平和を愛する世界人として」第四章)
苦しむ人々を助けることは、重要かつ緊急の課題です。 約8億人がお腹を空かしている問題の解決を目指す海洋摂理の結果はすぐには出ません。どんなに小さなことでも、早いうちに始め、継続していかなければ、やがて大きな基盤となることはありません。努力を重ねることでしか、未来は築けないのです。 コツコツと技術・経済基盤を拡大し、食糧生産・分配・教育のインフラを造って行かなければなりません。海洋摂理は、数名ではできません。数百人でも、数千人でもできず、少なくとも何万人もの人が必要だと思うので、海洋摂理を考え、議論し、語ることを辞めてはいけないのです。
私たちは、次世代の青少年を教育し、志を受け継がせるために、海洋摂理の旗を掲げ続けていかなければなりません。それは、一人ひとりの小さな行動の積み重ねによって、やがて世界を変える力になると信じるからです。
たとえ歩みが遅くても、私たちが継続すれば、将来、必ず、御父母様の深いご心情に涙を流し、海洋摂理の旗を取り上げてくれる青少年たちが多く現れると信じます。
2025年10月15日
佐藤ジョン
(👇写真、87歳の現在も海釣りを続け、海洋摂理成就の夢に向かって前進し続ける日本の中村さん)




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